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Windowsのライフサイクル

「Windows 7の“サポート終了”でXP狂想曲再び?」
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1501/19/news085.html

タイトルだけ見て「あれ、また方針変わった?」と思ってしまいましたが、記事を読ませるための「釣り」でした(笑)

マイクロソフトのOSの基本方針は、基本、次の2つ。
「約3年毎に新しいWindowsを出す」
「サポート期間は10年間(厳密には記事の通り5年+5年)」

10年も同一のバージョンの製品をサポートする企業なんてないですから凄いですよ。

ちなみに「また、変わった?」と思ったのは、2012年。
当時は、コンシューマ向け「Home Edition」とビジネス向け「Professional」でサポート期間がそれぞれ5年と10年でした。

ちょうどVistaのHome Editionのサポート終了の年でしたので、お客様に「サポートが切れるので新しいWindowsに変える必要がありますよ」と啓蒙活動を行っていたところでした。
ところが、マイクロソフトから「製品のライフサイクル」について刷新するというニュースがあり、「うそ!」っていう思い出があります(笑)

ちなみにマイクロソフト製品のライフサイクル情報については、HPに載っていますので参考までにURLを貼っておきますね^o^
※ソフトウェアのライフサイクルとは、世の中に出てから企業が様々なサポートを行う期間の事を言います。
http://support2.microsoft.com/select/?target=lifecycle&ln=ja

ITニュースの補足:記事「リナックス使うHP、サイバー攻撃の恐れ 官公庁も利用」

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リナックス使うHP、サイバー攻撃の恐れ 官公庁も利用

企業や官公庁がインターネットでホームページを表示するのに使うプログラムに重大な欠陥があり、外部からの攻撃によってサーバーを乗っ取られ、サイトを改ざんされる恐れがあることが、わかった。情報セキュリティー各社は注意を呼びかけている。

 米政府などによれば、無償の基本ソフト(OS)「リナックス」などで使われる「bash」と呼ばれるプログラムに重大な欠陥が見つかった。日本でも企業や官公庁の多くがリナックスを利用しており、サイトの動作に使うサーバーを乗っ取られれば、サイトを閲覧するパソコンにウイルスが送り込まれたり、サイトに入力されるIDやパスワードなどが盗まれたりする可能性がある。

 セキュリティー会社「ラック」の西本逸郎・最高技術責任者は「放っておくと深刻な被害を被りかねない」と警戒する。サーバー乗っ取りをねらう攻撃が国内でも複数あったことを確認しており、リナックス提供会社などの修正プログラムを急いで導入するよう呼びかけている。

 パソコンで使われているソフトがすべて最新版に更新されていれば、ウイルス感染を防げる可能性が高い。最新のウイルス対策ソフトを使って防ぐ方法もある。

 「マックブック」などアップルのパソコンのOS「マックOSⅩ(テン)」にもbashは使われ、同様の攻撃を受ける可能性がある。しかし、米アップルによると、OSの設定を変えるなど特殊な使い方をしない限りは遠隔操作される恐れはない、という。(藤田知也)
—–
(原文ママ)

リナックスとか、bash(バッシュ)とか、サイバー攻撃とは難しい話は、置いといて(笑)

「アップル社製マックのOS(オーエス、オペレーティングシステムの略)にもbashが使われている」という部分を解説^^

アップル社は、自前で「System1~7」(1984-1997)、「Mac OS8」(1997-1999)、「Mac OS9」(1999-2001)とマックのOSを開発してきました。
しかし、次世代OS開発に挫折し完全な自社開発をあきらめ、他社の技術を導入することに決定しました。
そこで、研究機関や大学で良く用いられていて世界的に有名な「UNIX(ユニックス)」の流れをくむ「OPENSTEP(オープンステップ)」というOSをベースにして「OS X」を開発したのです。

つまり、リナックスの記事なのに最後に「マック」が登場した理由は、「OS X」=「UNIX系OS」=「リナックス」という関係だからなのです^-^

Windowsの歴史(1995~)

いつもお客様に説明している話題の一つをまとめます。

パソコンというのは、機械(ハードウェア)とハードウェアを動かすソフトウェアの一種OS(オペレーティングシステム)の2つから構成されます。有名なOSは、マイクロソフト社のWindows、アップル社のOSX・iOS、グーグル社のアンドロイドではないでしょうか。そこでWindows(一般向け)について表にまとめてみます、

マイクロソフト社Windows(一般向け)

Windows bits 内部Ver 終了年 備考
1995 95 32 4.0 2000
(終了)
一般消費者や家庭向け。ゲームや楽曲映像などのマルチメディア系の機能や使いやすさを重視。世界で爆発的なヒット商品となる。
1998 98 32 4.1 2003
(終了)
95のマイナーアップ版
1999 98SE 32 4.1 2003
(終了)
98の改良版
2000 Me 32 4.9 2003
(終了)
最後のWin9x系。NT系Windowsと統合に間に合わず急遽発表。
2001 XP 32 NT5.1 SP1へ
(終了)
「一般向けWindows」と「ビジネス向けWindows(NT系)」を統合した。一般向け/クライアント用Windowsとしては一番長く使われた。※64bit版も存在したがここでは省略。
2002 XP SP1 32 NT5.1 SP2へ
(終了)
不具合の修正とUSB2.0対応
2004 XP SP2 32 NT5.1 SP3へ
(終了)
インターネットの一般家庭普及によって、ウィルス感染が頻発したためのセキュリティー強化版
2008 XP SP3 32 NT5.1 2014
(終了)
セキュリティー対応版
2007 Vista 32/64 NT6.0 SP1へ
(終了)
通常であれば3年毎に新しいOSを出すのでVistaが2004年頃出るはずであった。しかし、インターネット普及でWindowsの大規模なウィルス感染が発生。Windowsを根本から見直す必要に迫られた結果、Vistaの開発が白紙に。XPのマイナーアップ版ではなく、新しく作り直すことになった
2008 Vista SP1 32/64 NT6.0 SP2へ
(終了)
不具合修正、セキュリティー対応、無線LAN 802.11n対応など
2009 Vista SP2 32/64 NT6.0 2017 無線LANの改善、Bluetooth 2.1およびBlu-ray Disc対応など
2009 7 32/64 NT6.1 SP1へ
(終了)
Vistaの後継。
2011 7 SP1 32/64 NT6.1 2020 リモートデスクトップの改善など
2012 8 32/64 NT6.2 8.1updateへ
2016/1まで
7の後継。タブレット端末での利用を前提にしたため、Windows95から変化のなかった操作性を一新。デスクトップユーザには不評を買うことに。
2013 8.1 32/64 NT6.3 8.1updateへ 改良版。スタートボタン復帰。スタート画面の改良など
2014 8.1update 32/64 NT6.3 2023 スタート画面の改良(「電源ボタン」「検索ボタン」の追加)。タッチパネル搭載有無により、起動後にデスクトップかスタート画面かを自動的に切替するなど。
2015 10 32?/64? NT6.4? 2026? 2014/10/15現在。Windows Technical Preview版(日本語版はなし)をダウンロードして試用できますが、クリーンインストールとなるため1台犠牲にする必要があります。元に戻す場合はリカバリするしかありません。Windows7以前のスタートボタンのインターフェースが復活。Windows9ではなくWindows10になった理由は、プログラムでWindows種類を判別する時に95や98のグループを表す「9x」と混同されないようにするため、という話もあるとかないとか・・・

初版:2014/9/26

改定:2014/9/27

改定:2014/10/15 Windows10の修正